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アンゲロリーナ「やっときましたね。おめでとう。このゲームを かちぬいたのは きみたちがはじめてです。
ルーファウス「ゲーム?
アンゲロリーナ「わたしが つくった そうだいなストーリーの ゲームです!
レノ「どういうことだ、と 。
アンゲロリーナ「わたしは へいわなミッドガルに あきあきしていました。 そこで ツォンに よびかけたのです。
イリーナ「なにかんがえてんのよ!
アンゲロリーナ「ツォンは タークスをみだし おもしろくしてくれました。
   だが それもつかのまのこと かれにも たいくつしてきました。
リーブ「そこで ゲーム‥か?
アンゲロリーナ「そう!そのとおり!! わたしは アンゲロを うちたおす ヒーローが ほしかったのです!
ルーファウス「なにもかも、あんたが書いた筋書きだったわけだ。
アンゲロリーナ「なかなか りかいが はやい。
   おおくの モノたちが ヒーローになれずに きえていきました。
   アンゲロすべき うんめいをせおった ちっぽけなそんざいが ひっしに あがいていく すがたは
   わたしさえも かんどうさせるものが ありました。
   わたしは このかんどうをあたえてくれた きみたちに おれいがしたい!

アンゲロリーナ「どんなのぞみでも かなえてあげましょう。
レノ「テメェのために ここまできたわけじゃねぇ!
   よくも俺達を、みんなを、おもちゃにしてくれたな!
アンゲロリーナ「それが どうかしましたか? すべては わたしが アンゲロした モノなのです
ルーファウス「私達はアンゲロではない!
アンゲロリーナ「アンゲロのかみに けんかをうるとは…… どこまでも たのしい ひとたちだ! 
   どうしも やるつもりですね。 これも アンゲロの サガか……
   よろしい! しぬまえに かみのちから とくと めに やきつけておけ!!


○月 §日 ルーファウス

↑のような夢を見た。何故このような夢を見たのか、全くわからない。
だいたい何なのだ、アンゲロリーナって…。…疲れているのだろうか?
………しかし、妙な夢だ。起きた今でもはっきりと内容を覚えている。
それに…なんだか、これから先、そう遠くない未来でこの夢のことが起こるような……

いやいや、そんなわけないではないか。バカバカしい。
やはり少し疲れているのだろう。今日は早めに寝ることにしよう。

○月 §日 ツォン

本日、駅のホームで白い息を出しながら待っていた。
深夜だ。列車が来るまで後30分、時間がたっぷりある。
確かその時風も吹いていたので、たまらなく寒かった。
このままじっとしているのは寒さに耐えられないため、
ホッカイロの代わりとして自動販売機で缶コーヒーを買ってきた。

私はまず熱々の缶コーヒーでホッカイロの代わりにして手とか首とかを
温めようと思ったのだが、意思に反して何故か事前に缶コーヒーの蓋を開けていた。
私は微塵も蓋を開けていることに気付いておらず、その場で蓋が開いたまま
思いっきり缶コーヒーを振ってしまった。

ガシュガシュガシュ!

グボボボボボ!

顔やら頭やらスーツやらホクロやらすべての箇所にコーヒーが飛散し、コーヒー塗れになった。
待合室にいたため、他の人はコーヒー塗れの私を見ながら「こいつ何してんの…?」
という異常な目をしてた。更に私も「アレ?」と呆気に取られた表情でコーヒーを2秒ほど眺めていると、
やっと蓋が開いていたことに気付いた。
その時、俺を見てた待合室にいた2人組みの女子社員が

「あいつマジ頭おかしいんじゃね?」

と私に指差しながら小声で囁きながら笑っていた。その突っ込みに腹を立てるべきなのだが、
確かにその通りなので、一人で凄いウケた。

「アンゲッゲグッグッ!」

こんな声で必死に笑いを我慢していたら女子社員と隣にいた神羅課長が気味悪がってどっか行ってしまった。

○月 §日ツォン

アンゲロルーナ様への祈りを終えた後、眠ろうと布団に入ろうとすると
ふと、あることを思い出す事がある、それはアンゲロリーナ様との出会い。
私はまだタークスに入ったばかりの新人だった、ある日、私がオフィスで休んでいたら
タークスの先輩が突然話しかけてきたのだ、その先輩は特に私と親しい訳でもなく
私もその時はタークスの中では目立たない存在だった。
なのに何故いきなり私に話しかけてきたのだ?と思っていた、
「ちょっと俺について来い」
先輩が言った、私は何も言わずについて行った。
神羅ビルを出て、何も言わずにずいぶん歩いた
先輩が立ち止まった、気づいたら私と先輩は夜の草原の中に居た、
こんな所がミッドガルにあったのかというほど美しい場所だった

「どうだ、良いとこだろ」
先輩が言った
「あっちを観て見ろ」
先輩が指差した方向には、ミッドガルの夜景があった
「あんな魔晄の光より、ここの星空のほうがよっぽど綺麗だよな」
先輩がそう言って私は空を見上げた、そこには満天の星空があった
天の川がはっきり見え、無数の星が銀色に輝いていた、まるで時間が止まっているような感じがした
そして先輩は命の尊さとアンゲロリーナ様の素晴らしさについて語りだした
私は時間を忘れて先輩の話に聞き入っていた、
ふと腕時計を見ると、もうかなり遅い時間になっていた
「●●●●先輩、もう帰らなきゃ」
先輩が振り返り、私を見つめた

私の記憶はそこで消えている、その後どうしたのか、思い出せない
それからは当たり前のようにアンゲロリーナ様への祈りを捧げていた
それを思い出して、その先輩が生きていたら会ってお礼をしたいと思った
だが、先輩にはそれ以来会っていない、いや、その前にもあった事などなかった
私が先輩を知っていたのはあの日だけだ、いっしょに仕事をした憶えもない
名前も顔もよく憶えていない
兎に角私はその先輩の存在を確かめたかった
当時のタークスの仲間に聞いてみても「そんなひと知らない」と言われた
タークスの記録を調べてもそれらしき人物は見当たらなかった
これは私の妄想でも、夢の中の話でもない、本当にあった出来事なのだ
あの人は何者だったのだろう、そう思うといつも眠れなくなる、あれはとても不思議な時間だった
私はいつかその人に逢えることを信じてアンゲロリーナ様に祈り続ける

○月 §日 イリーナ

ハイデッガー部長が髪の毛を切ってきました。
それを見たレノ先輩が、自分の頭を指さして
「頭、行ったの?」
を上司用に尊敬語に変換して言いました。

「あたまいかれたんですか?」

笑い死ぬかと思いました。

○月ヾ日 ツォン

名前:ツォン(Zeng)
年齢:永遠のピーターパン
性別:男
正座:便座
血液型:クワガタ
生年月日:εγλ 19****…以下略
出身地:アンゲロ星雲
家族構成:アンゲロリーナ様、クマエルちゃん、私
職業:会社員(神羅カンパニー総務部調査課、主任)
趣味:アンゲロリーナ様への祈り、エアリス観察、部下の観察
特技:ホームページ運営、ホクロビーム
好きなモノ:エアリスとアンゲロアンゲロ(照)
嫌いなモノ:ホクロを馬鹿にされる事
メールアドレス:angero-angero-loveturks@*****.ne.jp
HPアドレス:http://id18.fm-p.jp/20/Zeng/
使用携帯機種:ドコモP900iV(クラウドブラック)
性格:真面目で慈悲深く、頼りになるリーダー気質とよく言われます(笑)
ヒトコト:秘密が多いのは仕事上、フヒヒヒヒ!すいません!!勘弁してください!!


・・・自分の事を、今一度見つめなおしてみた。
正直に書いてみたが、まさに完璧としか言いようがない。
これでは、見た人に嫉妬されてしまうのではないか?
一抹の不安を覚えるが、私にはアンゲロリーナ様のご加護があるのだ。
そう、もしかしたらこれを見たエアリスが、
「ツォンって素敵・・・」とデートに誘ってくれるかもしれない。
いや、そうなるだろう。フヒヒヒヒ!!!それが運命だ。
今から楽しみでならない。

○月箔 ツォン

先日、社長に最近のタークスの仕事振りがたるんでいると指摘されたので、
それぞれに反省文を書かせた。


今日それを社長に提出しに行くと、社長が誰かの反省文を見ながら
「これは書き直しだ。字は汚いし、内容が意味不明だ。」
と言ったので、私はレノのものだと思った。
「ああ、レノですね。アイツは真面目に文を書くことができませんからね。
 私がちゃんと言っておきます」
「いや、レノじゃない。お前のだ」

「って俺かyヴェ!!」

ビックリしてずっこけたら、社長のデスクに顎を強打してしまった。
社長はそれを見て、「ドゥヒャヒャヒャ!!」と馬鹿笑いしていた。


それから社長に、イリーナの反省文にラクガキがあるから消すように言っておけと言われた。
見てみるとそこら中にアンゲロと書いてあった。

○月Χ日 ツォン

最近の趣味といえば、いや、趣味とはいえないけど
夜中一輪車にのって近所を散歩することがマイアンゲロである。

私が今住んでるところはミッドガルの閑静な住宅街で、
夜中人や車が出てるところはあまり見かけない。だから安心して気軽に散歩が出来る。
以前まではただ単に夜の風景を見ながら一輪車をこいでいただけだったが、
近頃一輪車に乗りながら変なことをすることが多くなった。
夜中滅多に人が通らないので、ホクロビームを打つ真似をしたり、
両手離しでダチャオ像の真似をしたりして遊んで(?)いる。

さっきそれが災いして警察に職務質問を受けた。

職質される前、私はアンゲロリーナ様を頭の中で描きながら
両手をなびかせて一輪車を漕いでいた。
アンゲロ〜、アンゲロ〜 と鼻歌を歌いながら。
そのまま本当にお花畑へ行ってしまいそうな危険な様子を、
前方に待機していたパトカーの中の人は私をじーっと見ていた。

それに私は気付いていたが、まあ何にも言われないだろとあまり気に留めず、
パトカーの前をクマエルちゃんのように羽ばたきながら通りすがると、
突然パトカーから「ビーーーッ!!!!」と世の終わりを告げるような恐ろしい音がなった。

それまでアンゲロワールドでのんびりとクマエルちゃんのように浮遊していた私は
その音に狼狽し、羽を引きちぎられたみたいに安定感を失った。
幸いなことにあまりスピードを出していなかったので、そのままパタン…と行き倒れのように
一輪車と共に倒れた。

パトカーから警官が4人ほどバラバラと降りて私のところへ駆けつけた。
倒れたまま私はその警官達を見て驚き、何事か!といわんばかりの顔で警官達を睨み付けた。
警官達もまた何事か!と言わんばかりの顔で私を見ていた。

しかし物騒な警官達は自転車と私をゆっくり起こさせ、大丈夫?
と親切に尋ねてくれた。おぉ、優しいポリスマン。
世の中捨てたもんじゃないな(涙)、と感動していると一人の冷たそうな警官が
「ちょっと今から聞きたいことあるけどいいかな」
事務的な口調で職務質問を始めた。

「あのね、さっき両手を離してヒラヒラしてたでしょ。何してたの?」

困った。何ていえばいいんだろう。クマエルちゃんの真似をしていました、
とか言ったら完全なる電波な人と思われるし…。
どういえばいいんだろう。。。考えてもわかんかったので、
私はなんとか誤魔化そうと適当な言葉を言い続けた。

「えと、あの、えと、その、それが、その、えと、ははは、はは、は、ヒラヒラは、フヒ、フヒヒヒヒ」
「まあ理由はどうでもいいけどね、ああいう運転の仕方は危ないから止めなさいね」
「は、はい」
「それから、最近盗難が多いから、ちょっと協力させてね」

それから15分ぐらい4人に徹底的に職務質問されて、とんでもない辱めにあってしまった。
まるで精神を輪姦された気分で帰宅し、今こうして書いている。ちょっと、良かった。。

○月β日イリーナ

今日、ツォンさんのホームページにいくとまた100番目のキリ番を踏んでしまった。
キリリクを何にするか迷って、アンゲロリーナ様に二時間お祈りしてみると
レノ先輩に襲われた経験が頭にうかびあがったので、
キリリクはレノ先輩と食事にいかせてみることにする。
これはまた後で依頼するとする。
想像しただけで・・・フヒヒ!アンゲロアンゲロwww
今から楽しみでならない。

キリ番踏んじゃいましたっ♪
ラブ・エンジェル
 ┗Zeng

ツォンさん、おひさしぶりです♪今回はキリ番ふませていただいたので報告です。
キリリクの件なんですが、もういちど占いをして、でた結果にそっくりの人と食事に
いって赤裸々に日記に書いてほしいな、と思いまして占ってみました♪

占いの結果は・・・赤髪:同じ会社員:何かを武器としてもっている。
です♪

あと、プロフィール見ました!アンゲロ星雲ってとこで生まれたんですね♪
きっと素敵なんだろうなo(^-^)o
では、日記の更新楽しみにしてます♪

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○月 э日 レノ

ヤバい。マジヤバいぜ。
今日久々に例のWebサイトを見ていて、妙な書き込みを発見しちまった。
誰が書いたかなんてわかってるんだ…問題はその内容だ。どう見ても俺の事じゃねェか。オイオイオイ、イリーナ!何考えてンだ!!てめェが勝手に食事でもアンゲロ集会でも行ってろ!!

他の奴が一緒ならまだいい。
だがツォンさんと二人きりはヤバい、マジヤバい。また拉致られるに決まっ…ゲホゲホなんだ?急に頭がボヤけてきたぜ。
はァー。もしかしたら、普通に特上寿司とか食わせて貰えんのかな…イヤそれもありえない。
断ったらまた泣きわめいてうるさいんだろうな。あぁもう考えるのメンドくせぇ!!

迷いに迷った挙げ句、俺はルードに赤いヅラ被って身代わりになって貰う事にした。
これなら、見た目的に笑えるしツォンさんのご機嫌も損ねずに済んで、オールOKだな、と。さすが俺! 天才、と!

そうと決まったらさっそくカツラ買って来るかな!
へっルードのヅラ姿、今から楽しみでならないwwww

○月≒日 ツォン

いつもキリ番を踏んだりBBSに書き込みをしてくれる「ラブ・エンジェル」さん。
私は彼女のことについて考えてみた。

まず彼女の名前「ラブ・エンジェル」を英字で表記する。
『LOVE・ANGEL』
この2つの単語を逆にしてみる。
『ANGEL・LOVE』
これをそのまま英語で読むと「エンジェル・ラブ」だが
あえてローマ字で読んでみる。
『アンゲロヴェ』
そして最後の仕上げに意味不明な文字『ヴェ』
これはノイズと考えられるので削除し残りの文字を取り出す。
するとできあがる言葉は…………『アンゲロ』
つまり!『ラブ・エンジェル』とはまさに『アンゲロ』を表す言葉だったのだ!!

「ラブ・エンジェル」さんはアンゲロリーナ様よりの使者だった!
なんとありがたいことか!!!
アンゲロリーナ様はいつも私を見守っていてくださったのだ!
今日は感謝の意を込めて、お祈りを2時間追加してから眠ることにしよう。

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